人気モデル・藤井リナが11年間専属を務めた『ViVi』を9月号で卒業……。20代のすべてを『ViVi』モデルとして費やしてくれた彼女の総カット数はなんと、1万2418カット。1カットにつき、写真を50枚くらい撮るとたら、60万回以上写真に撮られているということに。
「その数が膨大すぎて、すごいのかすごくないのかすらはっきり言ってわからない～（笑）。でも、1ヵ月で100カットくらい出てたってことだもんね。考えるとすごいよね。普通に女の子が同じだけの服を着るとしたら、ほぼ30年分なんだね。一生分の服を着たな、って感じ」（リナ）

藤井リナさんが、最初に『ViVi』に出たのは19歳のとき。
「11年前、編集部に初めて顔見せに行ってから1ヵ月以上、編集部からは音沙汰なし。こっちから電話するものなのかよくわからなくて、もやもやとただ待つばかり。そしたら撮影に来てください！　って連絡が！　でも内容は『グラマラス』という雑誌のオファー。『ViVi』のお姉さん雑誌でした」（リナ）

　『ViVi』本誌の初登場は、2004年。そこから人気に火がつき、怒涛の日々がスタート
「デビュー年は、濃いメイクが流行っていて、リナには合わないな～と模索していました。徐々に撮影が増えていったというよりは、急に毎日『ViVi』になって、生活が一変しました。翌年の2005年には、私の連載が決まり、ゆみえちゃん（スタイリスト・風間ゆみえさん）に『deicy』のカタログに起用してもらったりと、仕事の幅が広がっていったことを感じる。大人っぽさとガーリーさが混じっている、今のスタイルが確立したのは、2006年。ここからは忙しすぎて時が止まってるんだよね。なにも考えずに突っ走ってた」（リナ）

　その後、モデルとしてますます磨きがかかり、人気になったリナ。でも、29歳のときにビジネスと簿記を勉強して会社を設立したり、一級小型船舶免許を取得したりと、忙しい中大人として世界を広げ、足場固めもしっかりと。多くのスタッフに愛され、愛してきたリナのこれからやりたいこととは……？
「ViViの卒業を機に、“チュチュ”という新しい家族（ワンコ）が藤井家に加わりました。卒業したら自分の時間が増えるはずだから、前から飼おうと思ってたの。家族は多ければ多い方がいい。私、子供6人くらい欲しいんです。産める限り元気な子を産み続けたい。でも1人ずつ6人産むのは大変だから、双子か三つ子がいいなと思ってる（笑）。予定だと30歳の時点で6人揃っているはずだったんだけどなぁ。今は彼氏もいないから、絶賛婚活中。この人だ！って思う運命の人に出会えれば、もう、その人一人でいいんです。私は結婚するかもと思う相手としか付き合わない主義。結婚したいと思う人は、元気で健康で家族みたいに安らげる人。もう普通に平和に生きていたいな。最近、本当に結婚についての質問ばかりされて、世の中のモードがそうなのかな？」（リナ）

　今回、『ViVi』本誌では、可愛くて大人っぽくてセクシー。品があって、優しくて包み込むような温かさがある、藤井リナ卒業別冊付録が44ページの大ボリュームでついています。読むだけでHAPPY感に包まれる『ViVi』最後の藤井リナをゼヒ！　可愛くなろう、元気になろうって気分がググッとUPします！