表紙は香里奈!!
香里奈、「Ray」卒業の理由&14年間の想いを語る モデルプレスインタビュー
モデルプレス 10月23日(水)20時31分配信
モデルで女優の香里奈(29)が20日、14年間務めた雑誌「Ray」専属モデルからの卒業を発表(2014年5月号をもって卒業)。モデルプレスは彼女へインタビューを敢行し、卒業を決めた理由や、14年間を振り返ってみてなど、「Ray」とともに歩んできた彼女の思いをさぐった。
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20日に東京・ベルサール渋谷ファーストで行われた「Ray25周年記念イベント GIRLS PARTY IN PINK!」にて「『Ray』を卒業させていただこうかなと思っています」と電撃発表した香里奈。会場に集まった約1000人のファンからは「やだ!」と惜しむ声など、どよめきが起こった。
― 「Ray」25周年記念イベントはどうでしたか?
香里奈:「Ray」読者の皆さんと会える機会は中々ないので、自分にとっても貴重な時間で、すごく楽しかったです。
― イベントの中で「Ray」からの卒業を発表されていましたが、卒業を決めた理由を教えて下さい。
香里奈:20代後半に達した時、自分のこれからの年齢を考えると、そろそろ卒業しなきゃいけないなと徐々に思うようになってきたんです。いつのタイミングがいいのだろうと悩んでいたのですが、30歳という節目、そして「Ray」15年目という節目、そこで次のステップへ行くのが一番いいのかなと思い、決めました。できることなら60歳、70歳、80歳と続けていたいのですが、年齢層がある世界なので(笑)。
― 発表の日を、卒業の半年前というタイミングにしたのはなぜですか?
香里奈:誌面で発表するよりも、直接読者の方に伝えたいという想いがありました。なので、今回のイベントなら多くの読者に伝えられると思ったからですね。
― 発表された時に、ファンの方から「やだ!」と卒業を惜しむ声も上がっていましたね。
香里奈:嬉しかったです。卒業の実感はあまりなかったのですが、その声を聞いてちょっと寂しくなりました。卒業までの間に「Ray」モデルとしての香里奈をたくさん見せていきたいと強く思いました。
― 今、「Ray」に対してはどのようなお気持ちを持っていますか?
香里奈:私の青春時代はずっと「Ray」でした。「Ray」があったからこそ、色々なお仕事を経験することが出来たので、感謝の気持ちしかないです。女性読者が多い雑誌に、専属としてずっと出させてもらえたのは本当にありがたいです。
― 卒業した後の自分を想像したりしますか?
香里奈:そうですね、14年間ともにしていて、もはや人生の一部でもあったので、切り替えるのはなかなか難しいのかなって想像しています。
― 今後、モデルとしてはどんな活動をしていくのか教えて下さい。
香里奈:「Ray」をやめてもモデルをやめることはないです。自分の原点はやっぱりモデルなので、それを大切にして、まだ見せたことのない自分を見せていけたらいいなと思っています。そのために、20代で表現できなかったものを30代で表現できるよう、今のうちに色々と吸収したいですね。
― 「Ray」に14年間出演してきた中で、良かったことは何ですか?
香里奈:ファッションを通して、14年間も時代の移り変わりを見てこられたのは良かったですね。他にも、いろいろなテイストの洋服を着ることができたので、メイクやヘアスタイルもそうですけど、どんなものが自分に似合うのかっていうのを見てこられたのも魅力でした。ヘアメイクさんやスタイリストさんの技を盗んで、私服に取り入れてみたりと、プライベートにもつながっていた部分がありましたね。
― では振り返ってみて、どんなことを学べましたか?
香里奈:当時の諸先輩方に、撮影はこうあるべきなど、色々と教わりました。先輩が動いていたら自分も動かなきゃいけなかったですし、スタッフさんが悪いことは悪いとちゃんと注意してくれたりと、厳しい面もありました。今の撮影でも、当時学んだことがしっかり活かされているので、そういう経験ができたことはありがたかったです。
― 活動の中で辛い時期もありましたか?
香里奈:正直…モデルと女優の両立は、体力的に大変な時もありました。今日は「どこへ行くんだろう」って感じでした(笑)。スケジュールの合間を縫って一日で企画を8つこなす時もありました。周囲に迷惑をかけてしまったこともありますが、「Ray」の現場はやっぱり私のホームなので、いつも楽しく撮影ができています。
― そんなホームの「Ray」もあと半年となりますが、卒業連載企画も発表されていましたね。どんな内容になりますか?
香里奈:今までの14年間で印象的だったことや、私の思い出深い場所に行ったりと、「Ray」モデルとしての香里奈を振り返るような企画にしたいと思っています。素に近い自分を出していけたらいいですね。
― 素の表情と言いますと、「Ray」での連載「KARiNAVi(カリナビ)」で、香里奈さんのプライベートな部分を垣間見ることが出来ましたが、今後新しくそういった場を持つことは考えていますか?
香里奈:見つかればいいとは思いますけど、あえてブログやツイッターはやらないと思います(笑)。
― ちなみに、もともとモデルになりたいと考えていたのですが?
香里奈:全く思っていなかったです。むしろ、モデルをやってる子を見て、なんで笑いたくない時に笑わなきゃいけないんだろうって感じでした。自分では絶対無理だと思っていましたね。でも姉がモデルをやりだした時に、私もモデルをやるきっかけがあったんです。はじめは、習い事やバイト感覚でやっていました。でもやっていくうちに、何かを作るっていうのが凄く好きなことに気づいたんです。そしたらどんどん追求したいという欲もでてきて、「もっともっと」という感じで、突っ走ってきました。
― 今でも「もっともっと」という気持ちですか?
香里奈:そうですね。仕上がりを見ても、毎回反省することがあるので、終わりはないのかなって思っています。
― 今後卒業して、どんなモデルを目指してきたいですか?
香里奈:「Ray」で学んだことをちゃんと活かしながら、今まで表現できなかったものを新たに出していけたらいいですね。新鮮な気持ちでまた一から頑張ります!
― では最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
香里奈:私は2014年5月号で卒業というカタチになりますが、これからも「Ray」は、時代を作っていくような新しいファッションを発信していくので、今までと変わらず「Ray」のことも、自分のことも、応援してもらえたら嬉しいです。私が卒業しても、「Ray」のことを嫌いにならないで下さい!(笑)。
― ありがとうございました。
14年間も専属モデルを務めるのは業界でも異例のこと。人生の半分の期間は「Ray」とともにあり、芸能生活の中には常に「Ray」というホームがあったという香里奈。来年、30歳を迎え「Ray」を卒業する彼女だが、残りの半年間、「Ray」モデルとしての最後の勇姿をしっかりと見届けたい。(モデルプレス)
Rayからの逃走卒業を発表した香里奈。
やっぱりこの雑誌に来たか!!
30になって女子大生向けはキツいもんな~
って、今のRayに穴を埋められる人材はいるのか???
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