シンプルカラーを使いこなすには。
①良い色であること
②綺麗なシルエット
③ベストなサイズ感
④上質な素材感
この4つが最低条件。
①、②については昨日解説してきましたが、今日は③、④について解説したいと思います。
③色が良くても、シルエットがキレイでも、サイズ感が違うと台無し。
ベストなサイズ感で着るには、着れるサイズではなく、似合うサイズを着ること。
よくいるんですわ、自分はいつもMなんでMしか買いません!!って頭の固い人。
一応、Mは履けます。
でも本当はLの方がしっくり来るのにな~
Mだとパツパツに見えるのにな~
これって、かなり
損してます!!
同じブランドでも、商品の種類やシーズンが変われば同じアイテムでも微妙にサイズ感は変わります。
去年はMの方が似合ったけど、今年はLの方が似合う、って状況も生まれます。
サイズ感を制する者は、オシャレを制する。
でも、サイズ感を身につけるのって簡単でじはないんですよね。
このサイズ感の違い、実はシンプルカラーよりも派手な色や派手な柄の方がごまかしやすい。
多少サイズ感が合っていなくても、色や柄に目が行くから。
だからファッションセンスやサイズ感に自信が無い人ほど、インパクトカラーを使って欲しいんですよね。
良い色さえ使っていれば、なんとかなります。
でも色がシンプルになればなるほど、形がシンプルになればなるほど、サイズ感が合っていないことがバレやすい。
だから安直にトレンドだから、合わせやすいから、無難だからって理由でシンプルカラーを選ぶのって実は危険。
それがわかっていないから、ミシュランみたいなオールホワイトコーデが横行するんですよね。
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④の上質な素材感は、色を気にして、シルエットを気にして、サイズ感を気にしてから最後の方に気にすることが多い。
従ってオシャレ上級者が気にする場合が多い。
逆にいうと、オシャレ上級者は素材感の悪いものを見抜きます。
ホワイトとブラックは色の差がわかりにくいという話を昨日しましたが、素材感の差はわかります。
安いアイテムと、高いアイテムでは素材感が全く違います。
レザーであれば、革のキメの細かさが全く違います。
光沢のある素材であれば、安いアイテムは光沢が安っぽかったりします。
スエードであれば、安いアイテムはスエードのキメが荒くて細かい傷があったりしますが高いスエードはスエードのキメが細かい。
ニットも、安いアイテムの方がニットの目が荒かったりします。
シンプルカラーは、色のインパクトが無いので色の良し悪しや、シルエットやサイズ感、素材感の細かい部分まで目が行きやすい。
対してインパクトカラーは色が強くてそこに目が行くから、シルエットやサイズ感や素材感まで目が行かない場合が多い。
とくにオシャレじゃない人には、強い色を使っただけでごまかせます。
オシャレするにはお金をかけるのが一番王道ですが、お金をかけられない、お金をかけたくない人も多いと思います。
安い商品でバリエーションを持ちたいって人も多いと思います。
でもシンプルカラーって突き詰めるとこの4つの要素に行き着いて、結局スタイルが良くて高いアイテムを着た人が勝ちなんですよね。
アイテムの形、シルエット、微妙な色の違い、素材感と気にする幅が実は狭い。
100m走や腕相撲みたいな体力差がモロに出る競技みたいに、最後は値段とスタイルの体力勝負になってしまう、、、
高いアイテム着たモデルさんとオールホワイトコーデ対決なんてしたくないでしょ?
横に並びたくないでしょ?
確実に公開処刑になりますから。
でも、インパクトカラーであれば良い色、派手な色を使うことが、自分の感性を周りに発信することになります。
いつも良い色のTシャツ着ているね!
とか、
派手な色の洋服着るのがうまいね!!
って感じで。
インパクトカラー×インパクトカラーを使えばさらに可能性は無限大。
背が低くても、スタイルが悪くても、高い洋服を着なくてもオシャレって言われることは可能です。
野球みたいに、背が低くても太っていても脚が遅くても活躍できる。
だから無難だからと言ってシンプルカラーに逃げないで、うまくインパクトカラーを使ってください。
ONM的がんばらないコーデ術
①キーアイテムを作る
②スタンダードとトレンドのバランスをとる
③柄を使いこなす
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