篠田も寝耳に水だった

　元ＡＫＢ４８篠田麻里子（２８）プロデュースでデザイナーも兼ねたファッションブランド「ｒｉｃｏｒｉ（リコリ）」全４店舗が、１５日付で閉店した。１６日に公式ツイッターで「誠に突然ではございますが…」と発表。潰れた理由など詳細には触れていない。

　篠田も寝耳に水で「去年までアドバイザーとしてお手伝いしていただけに残念です」とツイート。「去年まで」ということは、今はもう手伝ってなかったようだ。

　一昨年１２月にブランドを立ち上げ、東京・新宿、大阪（２店舗）、福岡、そしてブランド１周年の今年２月には東京・渋谷で新たに出店したばかり。
「一部を除き、スタッフは閉店を知らされず、１５日に閉店を知った子も多い。ただ、９０％オフなど急に激安バーゲンセールを始めたから『大丈夫か？』という声があった」とは事情を知る関係者だ。

　ｒｉｃｏｒｉの問い合わせ先に何度か連絡したが、応答ナシ。昨夏、オープン半年で大阪の１店舗が閉店した時も公式アナウンスはなく、店舗運営のずさんさも指摘されていたという。業界関係者からも厳しい意見が。

「１０代後半～３０代の女性をターゲットにしていたが、値段設定がかなり高め。それに資本金は１００万円。スタート時から篠田さんに頼った、終了前提の賭けみたいなものだったと思う。大都市に次々開店できたのは、篠田ブランドがあったからだろう」

　前出事情通によれば、篠田は経営には関与しておらず、負債を背負うことはなさそう。ただＡＫＢ加入前からファッションブランドの立ち上げが夢だっただけに、相当ショックに違いない。ウエディングドレスなどもプロデュースし人気を集めているが、なんでも「ＡＫＢメンバーにブログなどでｒｉｃｏｒｉをアピールしてもらう方法もあったが、篠田はそれをしたがらなかったと聞く」とのことだ。