さあ昨日までhideについて熱く語ってきましたが、カラーのトレンドについて戻りたいと思います。
インパクトカラーにも、モノトーンにもトレンドはあります。
トレンドアイテムは、できるだけ早く買え。
なんども言っていることですが、必ず遅れて買う、着る人がいます。
この前読者様のまきばおうさんから、
トレンドカラーを知るに
これを読んでいたら、「プラダを着た悪魔」で、アシスタントの試験を受けに来たアン・ハサウェイ扮する女性に、一流ファッション誌の編集長のメリル・ストリープが
「あなたの着ているそのセーターのカラーは、何年の誰それのコレクションで発表された物が、翌年百貨店でコピーされ、その後量販店の店頭に並び、最後に貴女が購入した」
という事を言うシーンを思い出しました。
ってコメントをいただきました。
これってトレンドに鈍い人の象徴的なエピソード。
この映画見てないけど、一流ファッションの雑誌のアシスタントの試験受けに来てるのに、そんな古いもの着てるんじゃねーよってことなんでしょうか?
一流料亭の試験の食材をコンビニで買う、みたいな。
一般人でも、オシャレ大好きって言いながら古いカラーを着ていると、なんだかなーって思います。
でもなぜこうなるんでしょうか?
トレンドに疎い人って、どういうことを考えているんでしょうか?
例えば今年赤が流行り始めたとします。
2015年、流行の最先端と言われるハイブランドや高級ブランドを着た人を見て、、
何?あの派手なシャツは!新しいトレンドに、トレンドに疎い人は必ず抵抗感を感じます。
なんであんな変な赤いシャツ着てるの?頭おかしいんじゃないの?
って結構ネガティブな印象を持つ人が多い。
基本トレンドに疎い人って保守的ですから。
見慣れてなくて自分の理解の範疇を超えているんで、嫌悪感を持つ人も多い。
この時にはトレンドに鈍い人は絶対手を出しません。
翌年2016年はもうちょっとお値段もお安くなって、ちょっと高級なセレクトショップに並んだりします。
そのちょっと高級なセレクトショップの店員が着て、徐々に広まって行きます。
トレンドに鈍い人この頃もまだ全然手を出そうとしません。
ちょっと見慣れて抵抗感が少し無くなって来てます。
でも、まだまだ抵抗感はあります。
そして、次の年の2017年には流峰や円井みたいな中間ブランドのショップ店員が着ているのを見て、そこそこオシャレしている人が買い始めます。
中間ブランドの店員って、ONMから見たらほとんど一般人なんですが、トレンドに鈍い人から見たら超おしゃれなショップ店員。
2015年に抵抗感があった色が、いまではもうオシャレなカラー。
でも、超オシャレな流峰の定員さんが着てる色なんて私には着れない!!
当然手を出しません。
↓クリックお願い致します! 人気ブログランキングへそして、3年目の2018年には去年売れていたのを見てファストファッションやプチプラでも赤のアイテムをガンガン打ち出します。
量販店って、去年、一昨年とどれくらい売れてるか様子を見てるんですね。
売れそうだといっきに数を作って仕掛ける。
大手だと雑誌やCMで金ばら撒いて強引に売ることもできますから。
赤シャツを宮崎あ◯いあたりに着せてCM流して売ったれ!!
この頃には町中みんな着ています。
それだけ目にする機会が増えます。
似合う人、似合わない人、かっこいい人、そうでもない人。
いろんな人をみて、見慣れて来て、、、
あいつが着てるんだったら
自分も着れるんじゃない???でもね~町中の人を参考にするってシーズンもだいぶ進んでいるから買えないことも多い。
探し回ったけど買えなかった、、、
そしてやっと手に入れたのが2019年。
最初から4年経過してるよ!!喜んで着ている時には時代遅れ。
来年も着たら5年前のトレンドよ?
最先端の人は別の色買ってますけど???
人間、どんな派手な色、派手な柄も見慣れてしまいます。
最初に抵抗感があった色も、3年も経てば見慣れます。
トレンドに鈍い人ほど、保守的で好奇心も適応力も低いので慣れるまで時間がかかる。
だから着るまでに時間がかかってしまうんですね。
そして、みんなが着ていないとダメ。
みんなで着れば怖くない的な感じじゃないと派手な色が着れない。
でも、数が増えれば増えるほど、印象に残ります。
派手な色ほど印象に残ります。
印象に残るとこの色流行ったの、うちの子が生まれたばかりの頃に流行ったから、もう3年前かしら?
なんてファッションに疎い人に、何年前に流行ったか?
がばれてしまったりします。
トレンドは、懐かしさを感じたらそれは逆効果。
着ない方が良い。
なので、トレンドの商品はできるだけ早く買いましょう。
それでも抵抗感がある?
着れば慣れるよ!!着ないと慣れないけど。まあ、トレンドが早いからオシャレになれるわけではありませんが、遅いとオシャレじゃなくなる確率が上がります。
ONM的がんばらないコーデ術
①キーアイテムを作る
②スタンダードとトレンドのバランスをとる
③柄を使いこなす
スタイリングアドバイザー、木内美嘉子さんのfacebookはこちらから。
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