金銭とは別の苦労はある藤井リナ

　モデル藤井リナ（２９）が２０日放送のＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」で事務所が赤字だと告白し、波紋を広げている。

　藤井といえば、８月に大手芸能事務所「スターダストプロモーション」を退社し、９月から個人事務所を立ち上げたばかり。結婚報道もあったが、「前事務所を辞める際の単なる口実ですね」とは芸能関係者だ。

　そんな藤井は、番組内で「落ち着いてきました」と語る一方、スタッフの給料や事務所の維持費で「完全な赤字です」とお金のやりくりに苦労していることを明かした。これに対し、ネット掲示板ではさっそく「当たり前だ」「世の中そんなに甘くない」など、バッシングコメントが吹き荒れている。

　実際はどうなのか。藤井をよく知る関係者はこう話す。

「事務所立ち上げ時に、きちんとした事業計画を立てて始めていますので赤字ではありません。初期投資にある程度かかったため、つい『赤字』という言葉が出ただけなのでは？　むしろ、今後は商品プロデュースも手がけるので、事業を拡大していく方針です」

　たしかに、事務所のＨＰにはマネジャー募集の告知がある。本当に苦しければ人員を増やすことはないだろう。

　だが、別の意味での苦労はあるらしい。それはタレントイメージだ。

「どうしてもリナちゃんは『好き嫌いが激しい』と思われていて、マネジャーのなり手がなかなか見つからないんです。フリーの人にも声をかけているんですが、『自分には務まらないんじゃないか』とやんわり断られてしまう。条件？　本人は頑張り屋さんを希望していますよ。女性限定ですけどね」

“頑張り屋さん”というフレーズがやや引っかかってしまうが…。いずれにしても、やりがいはあるかも。藤井とタッグを組みたい人は要注目の求人だ。