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クニウロのジレンマ

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遂に社長悲願の売上1兆円が見えて来たクニウロ、過去最高!
でも微妙らしいわね~

ユニクロ、過去最高益でも憂鬱のワケ…採算悪化続く国内事業と、値下げ販売のジレンマ

Business Journal 7月15日(月)9時56分配信

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ユニクロ、過去最高益でも憂鬱のワケ…採算悪化続く国内事業と、値下げ販売のジレンマ
ユニクロ大阪心斎橋店(「Wikipedia」より)

 7月11日、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、2012年9月~13年5月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比19.1%増の8858億円、営業利益は同4%増の1240億3700万円で、いずれも過去最高を記録した。

 同日付時事通信記事によれば、ユニクロブランドは中国や台湾、韓国などを中心に海外進出が加速し、今年5月末時点で海外店舗数は410店と、前年同月末に比べて135店増加。既存店の好調に加え、出店による増収効果が増収増益に結びついたようだ。

 同日付の日本経済新聞電子版でも、好調のアジア事業について、ファーストリテイリング最高財務責任者(CFO)・岡崎健氏の「知名度が高まり、出店すればするほど利益が出る」というコメントを紹介。ユニクロは6月にはインドネシアに進出したが、隣国のシンガポールでもすでに有名なため、楽しみにしていた顧客が多かったという。また、巨大市場である中国経済の減速懸念について問われると、「(ユニクロ製品は)生活に密着した使われ方をしている。景気が悪くなったから買わない、ということはない」と自信を見せた。

 海外事業の成功で柳井正会長兼社長が目標として掲げてきた「売上高1兆円」の突破も視野に入ってきたが、「そう順調ではない」との見方も広がっている。

 13年3月~5月、直近3カ月の第3四半期だけを見ると、売上高が前年同期比24%増の2709億円となった一方で、営業利益は同0.7%減の273億円にとどまっているからだ。7月12日付東洋経済オンライン記事で指摘されているように、「この要因を探ると、グループ売上高の約6割を稼ぐ国内ユニクロ事業の採算悪化に行き着く」。ここ数年、国内では客数の減少が続き、国内ユニクロ事業は前年度までに2期連続で既存店売上高が前年割れ、連続減益と収益力の低下が続いている。

 同記事では、ユニクロが集客の起爆剤としてスタートした「4日連続セール」に注目。12年秋から、従来行っていた毎週土・日のセールを金・月も含む4日間に拡大し、一層の低価格路線を打ち出した結果、どうなったか。12年9月から13年5月までの累計で客数は前年同期比9.1%増と大幅に伸び、既存店売上高も同5.2%増と反発したが、大規模な値引き販売で商品販売の儲けが減り、広告宣伝や什器の入れ替えなどの費用が利益を圧迫することに。そして国内ユニクロ事業は、同4.7%の減益となった。

 このことが市場に嫌気されたのか、7月12日の東京株式市場では、ファーストリテイリングの株価が大幅に下落。前日終値の3万8700円に対し、終値は2250円安(5.8%下落)の3万6450円に。7月12日付SankeiBizの記事によれば、「同社株は日経平均株価への影響力が大きく、この銘柄だけで日経平均株価を100円ほど引き下げる場面もあった」という。

 ユニクロと同様、海外進出を加速させる低価格衣料ブランド「ジーユー(GU)」の伸びもあり、業績は好調といっていいファーストリテイリングだが、14年春に予定された消費増税について、柳井社長は実質値引きとなる価格の据え置きを表明しており、「来年度の国内ユニクロ事業は、今よりも儲けにくくなる可能性がある」(前出の東洋経済オンライン記事)という。噴出している「ブラック企業」との批判によるイメージダウンへの対処も含め、国内事業をどう建て直すか--過去最高の連結決算とは裏腹に、ファーストリテイリングの悩みは尽きないようだ。

悲願の売り上げ1兆円目前で、焦っていると見た。

本文にもあったけど、値下げして~、什器入れ替えて~、CM・広告打ちまくって~
って状態。

問題は、売り上げが13年の3月~5月で、2709億で前年の24%増なのに利益は0.7%減の273億。利益率が約12%→10%に減少。
ま、たかだか2%って思うけど2709億の2%って54億だもんね。もし年間でこの調子なら200億近い減益になる、、、
国内の数字に目を向けると、広告宣伝費が3~5月の第3Qで0.7%増。この期間の売り上げが1544億だから、10億円近く宣伝を増やした計算になる。
その他経費も0.5%増。ほとんどが什器の入れ替えらしいから、8億円近く使っている。
両方で20億弱、、、

てか、前々から指摘してたけどこのご時世に客単価が下がってるってちょっと危険。
前年から見て、5%前後は客単価が下がっている。最近、平均単価を上げて客単価を伸ばしたい!って戦略の会社が多い。
アパレル他社では、10%近く客単価が上がっている会社もあったりする。
で、その逆を行くスマホのアプリやキャンペーンや4日間連続セール等の値下げ。

んでもって、弟分の自由の躍進。って、自由ってもともと990円、1990円が多いから客単価は下がりやすい。
国内の採算悪化、って言うけど売上にこだわりすぎてるだけなんじゃあ、、、

ま、什器の入れ替えでお店の格を上げようとしているけど、元々価格で勝負して来た会社。
値下げが常態化してるし本当の所はわからないけど、最近品質が下がったって噂も良く聞く。
おそらくお客様の中で、値下げした価格が適正なんだと思う。
今から商品の質を上げても利益がすぐに回復するとは思えないし。
この状態で、原価が上がったから値上げします!って状態になったらお客様は確実に離れて行くわね~
目に見えた値下げじゃなくても、セールを止めたら反動が来る。

さあ。円安進行、消費税増税でクニウロさんどうなりますか、、、

クニウロのジレンマは続く!
てか、クニウロって売上の規模が大きいから結構参考になるのよね。
とりあえず、アパレル業界の流れが読めるからクニウロにはこれからも注目。

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