カンヌ映画祭に登場した左から是枝裕和監督、長澤まさみ、広瀬すず、綾瀬はるか、夏帆(ロイター)

　フランスで開催されている「第６８回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門出品作「海街ｄｉａｒｙ」（是枝裕和監督、６月１３日公開）が１４日、現地で公式上映された。

　同作は父の死後に絆を深めていく４人姉妹の物語。この日は主演の綾瀬はるか（３０）をはじめ、長澤まさみ（２７）、夏帆（２３）、広瀬すず（１６）が上映前にレッドカーペットを歩いた。記者会見も行われ、綾瀬は会見後に現地の記者数人からサインを求められるなど、人気の高さをうかがわせた。

　上映では約５分間のスタンディングオベーションが見られるなど、評価は上々。
　綾瀬は「思いもかけないところで観客が笑うのが面白かった。また（カンヌに）来たいと思いました」と話した。

　長澤は香港映画「ＴＨＥ　ＣＲＯＳＳＩＮＧ（太平輪）」のプロモーションのため、昨年も同映画祭を訪れているが「今年はコンペティションで来れたので、すごくうれしい」と笑顔を見せた。

　同映画祭は２４日まで開催。注目の授賞結果は日本時間２５日未明に発表される。