昨日はカラーを合わせるコツは色のトーン、機微を合わせるという話をして来ました。
でも、世の中にはいろいろなカラーで溢れています。
どの色を選んでいいかわからない、、、
同じショップで買ったならまだしも、違うショップで買った物を合わせると、色が微妙に合わない、、、
なぜこの色の違いが生まれるのでしょうか?
ONMなりの視点で解説して行きたいと思います。
販売業をやっていると、いろいろなカラーのアイテムに出会います。
本当にいろいろなカラーが溢れています。
白、黒、赤、青等の、色の違いもそうですが、1つの色、例えば赤を例に取っても濃い赤、薄い赤、ピンクに近い赤、チェリーブラッドのようなどす黒い赤、様々な赤があります。
洋服を買いに行こう!!って買い物に行くと、いろいろなショップがあります。
安いお店、高いお店いろいろあります。
そしてそのショップによって取り扱っているアイテムが違います。
同じような価格帯、同じようなテイストのショップでも、会社が変わると同じようなカラーでも違いがあります。
色は無限大にあります。
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なぜお店によって色の違いが生まれるのか?いうと会社やブランドによって、製造している工場が違います。
工場が違うと同じようなカラー、例えば濃いめの赤でも微妙にトーンが変わってきます。
Aってショップはちょっと濃いけど、Bってショップは微妙に薄い。
こういうことがたまにあります。
あ、違う会社でも同じ工場で作っていることがあるので、そういう場合は全く同じカラーの商品が入荷することがあります。
全然違う店なのに、同じような商品があったりするのはそういう理由。
そして同じメーカー、同じブランドでも時期によって定番商品でも色が変わる場合があります。
去年よりも今年の方がちょっと薄い、濃い、明るいってことが結構あります。
去年大人気だったカラーの商品が再入荷!!
って今年のカラー、なんか違わない???
去年の方が良かった!!
染色の技術って難しいから、なかなか同じ色って出せなかったりします。
同じように作っても、全く違う色になってしまうことがままある。
工場が変わってしまうと、もうその差は歴然。
最近は中国から東南アジアへの移管が進んでいるから、益々定番商品の色の違いが生まれると思います。
そして、ハイブランドかファストファッションかでも違ってきます。
ハイブランドは値段が高いので、コストもかかっています。
だから注文するときにいろいろ注文をつけられるので、良い色が出来上がる確率が高い。
イメージ通りの商品ができないと廃棄してまた作り直すことがあります。
そのコストが価格に跳ね返るから高い。
でも、いいアイテム、いいカラーが多い。
高いアイテムはいい色の確率が高い。
プチプラは、コストや価格が命なので、悪い色やイメージ通りのカラーができなくてもそのまま出荷してしまいます。
まず価格ありきなんで、そんなに細かい注文もつけられないし。
なので、いい色ができることもあれば、悪い色の商品が入荷することもある。
明るい赤を注文していたのが、ワインレッドみたいな暗い赤になってしまったり。
ハイブランドみたいに廃棄してたら価格に跳ね返るからそのまま販売します。
だから、安い商品は悪い色の確率が高い。
色選びとは直接関係ありませんが、参考にしてみて下さい。
ONM的がんばらないコーデ術
①キーアイテムを作る
②スタンダードとトレンドのバランスをとる
③柄を使いこなす
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