モデルの岸本セシル（24）が10月5日放送の『おしゃれイズム』（日本テレビ系）で、衝撃の大食いを披露した。これを見た視聴者からは「太った理由はコレ（大食い）か！」など、驚きの声があがっている。

　同番組で岸本は、300グラムのステーキに加えてロブスター、ポテト、サラダ、パン、スープ付きを20分で完食。続いて「まだまだ食べれるでしょ」などと言い出しタコス店へ。タコス2つとタコライスのセットをペロリと平らげてしまう。司会のくりぃむしちゅー・上田晋也（44）から 「よく太らないね、あんなに食べて？」と言われると、「やばくて。やっぱネットとかで"太ってる"って書かれる」とコメントした。

　岸本は、将来のトップモデル、タレント、女優を選出する世界規模のコンテスト『エリートモデルルック』で、高校3年の17歳のときにグランプリを獲得。資生堂のメーキャップブランド『インテグレート』のCMで注目を浴び、雑誌「non-no（ノンノ）」（集英社）のモデルとして、佐々木希（26）や田中美保（31）と並んで活躍した。ハーフのような名前だが、純日本人で"セシル"は本名の"聖紫瑠"をカタカナにしたもの。沖縄の"聖紫花（セイシカ）"という花が名前の由来なんだとか。

　彼女が太っているとウワサされ始めたのは2012年頃のこと。『週末のシンデレラ　世界！　弾丸トラベラー』（日本テレビ系）のハワイロケがキッカケだと思われる。ホテルのサンセットディナーを嬉しそうに食べていた時、夕日をバックに映し出される岸本の横顔があきらかに二重あごだったのだ。不幸なことに、同行していたのが小顔が美しい佐々木希で、太り方がさらに際立って見える結果に...。

　また、同年10月から『アナザースカイ』（日本テレビ）で、長谷川潤（28）の後続MCを務めた岸本の姿は、二重あごに加えて二の腕と太ももにモデルとは思えないほど肉がつき、ネットでささやかれていた"激太り疑惑"に拍車をかけることとなった。それが理由なのかは定かではないが、人気モデルが多数出演するファッションショー『東京ガールズコレクション』にも同年を最後に出演していない。

　太っていることは本人も自覚しているようで、2013年10月にCM出演した生理用品『 elis（エリス）ウルトラガード極吸 GOKUSUI」のイベントで「モデルとして成長するため、いろんな雑誌に出たいです。"ぽちゃモ"（ぽっちゃりモデル）なので、ダイエット頑張ります」と自虐的な発言をしている。しかし、そんなダイエット宣言から1年が経過した現在もあれほどの大食いを続けているのだから、痩せるはずはないだろう。

　所属している事務所はもちろん、ファンからも元の美しいモデルボディに戻って欲しいという声は多い。本人もこのままではマズイとわかっているのに、なぜ太ってしまうのだろうか？

「太る原因としてはやっぱりストレスはあると思います。スタイルの維持や、可愛いと言われ続けることへのプレッシャーは大きいですから、過食に走り、激太りを経験したモデルはたくさんいますよ。岸本の場合、アナザースカイのレギュラーは間違いなくプレッシャーだったでしょうからね、それがストレスになっていてもおかしくはありません」（芸能関係者）

　また岸本は「弟の学費はセシルが払っている」「学生時代から携帯代は自分で稼いでいた」とも語っており、金銭的に苦労していたとすれば、他人には見えないところでもストレスをためていた可能性もある。

　このまま、磯山さやか（30）や篠崎愛（22）のような"ぽっちゃり路線"でいくのか、それともダイエットを成功させて再び第一線のモデルとして活躍するのか。素朴なキャラで好感が持てる岸本なら、どちらでもそれなりにやってはいけそうだが、やはりファッションモデルである以上、その自覚を強く持ってダイエットに励み、本業のモデルでこれまで以上の活躍を見せてほしいものだ。
（文＝坂上五郎）