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Channel: ファッション雑誌の表紙を斬る!! そしてプチプラも斬る!!
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トレンドの流れの変化

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昨日は、トレンドの流れについて書いて来ました。
トレンドの流れを知る事は、オシャレになるのにとっても大事な事。
でもそのトレンドの流れも変化して来ています。

昔は、トレンドの寿命って約7、8年でした。
最初にお金を持っている、ハイブランドを着ているような人たちが着て、次の年にそれを真似したドメスティックブランド、3、4年目は流峰や◯委にあるような中間のブランド、5、6年目はガキ向けのブランドやクニウロや縞村のような廉価帯のお店、最後に田舎の蛇須子、DQNの通販で終了。という感じでトレンドが年々下に降りて来る流れでした。
トレンドの流れがわかりやすくて、緩やかでした。
何か1つ流行っても、そのアイテムを値段を下げてアレンジすれば最低3~4年、長くて7~8年は引っ張れました。
いや~、あの頃は良かった!!

でもここ最近のトレンドの流れは、インターネットの発達と商品の納期が大幅に短くなったお陰で、流れが大きく変わっていました。
昔は半年、1年前に商品の発注をかけていたんですが、最近は3ヶ月あれば商品を追加できます。

インターネットの発達で、ハイブランドのコレクションの画像が簡単に見れるようになりました。
パリコレが10月にありますが、パリコレを見てそこからデザインして発注をかけても次の春夏の商品に十分間に合う。
しかも最近は、SPAみたいにデザイナーを持たない会社も増えているから余計にレスポンスが早くなっています。
これはまた明日、詳しく説明します。

ハイブランドからインスパイアを受けたと言えば聞こえが良いですが、コレクションの画像を見てパクって商品を作る所も多い。
コレクションの画像が速攻、しかも好きに見れるようになったのが大きい。

そのお陰で
ハイブランド→ドメスティックブランド→中間ブランド→量販店→田舎の蛇須子→DQN通販
って流れが早くなって、しかも崩れてしまっています。
1年目に中間ブランドが真似したり、2年目に量販店が真似したり、、、
ちょっと前では考えられない状況になっています。
そこにインターネット通販やファストファッションまで加わって、ますますトレンドの流れが崩れて来ています。
ファストファッションなんて、値段が安くてで見た目がそこそこの商品多いですから。








                 

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そんなこんなでトレンドの寿命が最近は3~4年サイクルになっています。

レオパードが去年流行りましたが、その前は2009年頃にトレンドが来ていました。
で、今年レオパードはだいぶ減っている。
丁度、3~4年のサイクルですね。

サイクルが短すぎるので、そのサイクルがぐちゃぐちゃになって色んなアイテムがあるように見えるんですよね。
毎年、柄や色が変わって見えるんですが、それはサイクルが早くなっているから。
売る方は大変ですね。
去年これが売れた!って思ったら、今年は安いの出して、来年はチラシに載せて安く売ればイイ!!って言うのが通用しなくなって来ています。
昔は良かった←


トレンドがぐちゃぐちゃになって大変、、、
でも、トレンドの流れが崩れたので、良い面もあります。
トレンドのサイクルが早くなったって事は、量販店や中間ブランドでも安くてトレンドの鮮度が高いアイテムが出て来ているって事。
知識とスキルさえあれば、お金をかけなくても新しいトレンドを取り入れやすくなりました。
ただ、まだまだハイブランドが発信源でドメスティックブランドが早くて、中間ブランドが遅い、以下略って流れは強いので参考にしてみて下さい。

トレンドには流れがある。
これを忘れないで下さい。

オシャレは体型から♪


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