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Channel: ファッション雑誌の表紙を斬る!! そしてプチプラも斬る!!
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値段の構成

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昨日は単価を増やして、数を減らせ!!ってお話をして来ました。
今日はもっと上手にお金を使うため、お店の値段、価格の構成についてお勉強しましょう。

アパレル系のお店って、それぞれのアイテムに3段階の価格帯を設定しているお店が多いです。

例えば、クニウロだとジーンズが1990円、2990円、3990円という3本の柱があります。

お店やアイテムによって2段階だったり5段階だったりの違いがありますが、基本は3段階で設定している事が多い。
ではなぜ3段階で設定しているのか?
まず、集客を増やすため。
値段が高いもの、安いものだけだとお客様はジリ貧になります。幅広く揃える事で色々なお客様がお店に来るようになります。

次は販売業をやったことある人はわかると思いますが、売りやすくするため。
例えばジーンズの価格が一番高くて3万円、中間で2万円、安くて1万円だったとします。
高いジーンズを売りたくても、1つだけポツンと置いてあってもなかなか売れません。
1万円よりも2万円、2万円よりも3万円の方がものが良い。じゃあ、3万円を買おう!
もしくは、3万円はいいけど高い、、、じゃあ2万円にしよう!
って感じで価格と品質が比較ができるから高いものが売りやすくなります。店員にとってオススメしやすくなるから。







                 

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この価格の構成がわかると、お店の狙いがわかるようになります。
まず見分け方は、店員さんにデニムやスカートを試着させてもらいましょう。
そこで、デニムはいくらぐらいの商品があるか値段を聞いて、価格帯をさぐりましょう。
自分の予算が1万円、ここの最低価格帯が1万円。中間で3万円、一番高くて5万円。
こういうお店はちょっとやめた方がイイかも。

逆に、一番高くて2万円、中間で1万円、安くて5千円ってお店があったとします。
このお店は、予算1万円の人にとって良いものに出会える確率が高い。

なぜか、と言うと真ん中の価格の商品を効率良く売るために、上下の価格帯を設定している店が多い。
そして、その真ん中の一番売りたい価格帯のものが種類も在庫量も一番揃えてある事が多い。
いい商品を選ぶのに、種類が多いのに越したことは無い。
これ、説明はじめると長くなるので明日また詳しく説明します。

最低価格が1万円や、最高価格が1万円のお店だと、1万円が中間の価格帯のお店よりも種類が少なくなってしまう確率が高い。
種類が少ないと、良いものに出会える確率が低くなります。

次に、お店がオススメの一押し商品の価格を見てみましょう。
マネキンや、店頭の一番目立つ部分、オススメ、売れてますのPOPが貼ってある、、、
こういう商品の価格が自分の予算に近いお店は、欲しいものがある確率が高い。
打ち出している、目立たせているって事は売れるもの、売りたいものがその価格帯に多いって事。

ものを見て買う、買わないを決めるのも良いですが、価格帯からわかる事もあります。
次買い物に行った時は、お店の価格帯を見てみて下さい。
自分の予算に近い商品が多いお店の方が、良いものが手に入る確率が高い。
詳しくはまた明日。


オシャレは体型から♪


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