昨日の続き。
セールって目的は在庫一掃。
今ある在庫を売ってしまってお金に替えて、次入ってくる秋冬物を受け入れやすくしようって時期。
んでもって、春夏物の実質販売期間って3月~7月。
夏物の入荷も6月くらいに出揃って、早いところで6月末に最終入荷って所もある。
んでもって7月には秋物の入荷。週を追うごとに
普通に考えれば6月になったら自店在庫だけだと春夏物の在庫は薄くなっているはず。
にも関わらず、7月のセール時期は1年でもかなり在庫が多い。普段スッキリ魅せているオシャレなお店でも商品モリモリに並べているでしょ?
ラックもりもり、テーブルにもりもり、ワゴンもりもり。
スカスカなお店の方が少ないわよね~
それはなぜか?
セール用の商材を入れているから。
でもセール用の商品はどこから来る?
例えば、中小のお店なら。
①倉庫に眠っている去年以前の商品を引っ張り出す。
②メーカーに言って倉庫に眠っているセール用の商材を仕入れる。
③セール用の商材を扱っている会社や、普段扱っているよりも価格帯の低い会社から仕入れる。
などなどね。
中には面白い商品もあるけど、基本的には古い商品、、、
古い商品になればなるほど、ダサくなるリスクが高くなる。
セール時期って集客も上がるし普段来られない層のお客様も多いし、購買意欲も高い。
なので、店内をいい意味で汚くしてボリューム感を持たせてあげないと売上が上がらない。
3年前の古い商品がヒットする事も!
で、今は何度も言ってきましたがSPA業態が多い。
この業態もセール前に商品を店内に増やす。
セレクトショップとSPA業態の大きな違いは、他社から仕入れるのではなくて自分たちが企画して工場に発注した商品。
今のSPAは99%自分たちのところで企画・制作している商品。
他の会社と取引が無いから、自分たちのお店に他社の商品が並ぶ事は無い。
間違ってもクニウロが商品足りないからと言って、地球音楽から仕入れたりしない。
もし、3~6月に爆発的に売れてしまったら、、、
このまま行ったらセール商品が足りなくなる、、、
どうする?
なので、セールのためのセール商品を作ります。
また次回。
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セール商材って?
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