「年齢について考えることがほとんどないんです。顔も、子供のころからあまりかわっていなくて……」と言う宮崎（みやざき）あおいさんは、現在28歳。
　あと2年で30歳の節目を迎える宮??さんに、「20代でしておきたいこと」をテーマに、『with』はインタビューしました。いずれも、“無理しなくていい”ことばかり。読むと心が軽くなります。

「28年間、いろいろな経験をしてきたことで、以前よりわかることが増えてきているんです。それが嬉しくて」（宮崎さん）
　例えば、プロの表現者に対する深いリスペクト。最近、宮崎さんは友達にヘアメイクをするチャンスがありました。
そこで気が付いたのは、以前宮崎さんがヘアメイクさんにした、「風のように！」などの抽象的なオーダーを、ヘアメイクさんが的確に表現したこと。
この、イメージに対する具現力は、想像力と経験の積み重ねで生まれる……このようにいろんなことに気が付くためには、“何でも経験したい”。これがまず、宮崎さんが20代のうちにしておきたいこと。

「とはいえ、すべてを経験することはできないので、この人の意見なら聞きたい、と思える“信頼できる仲間を持つこと”は幸せなこと。誰と一緒にいて、どんな付き合い方をしているかって、だんだん顔に出てくると思うんです」（宮??さん）

　自分が信頼できる仲間と心地よくいたら、“流れに身を任せる”ことが、宮??流哲学。
「どんなに頑張っても、コントロールできないことはあるもの。そんな時には考えすぎず、今に集中して楽しんでいれば何とかなるかなって。こだわりは持ちつつも、時には、まぁいっか、って思えることも大切ですよね。「嫌なことは眠れば忘れるタイプです（笑）」（宮崎さん）

　美容面では、日焼け止めを塗ること！！

　　ファッションや美容面で、“20代のうちにしておきたいこと”とは？
「年齢で着られなくなってしまう服もありますが、何でも着られるようにはなりたい！　まわりから見てあまりに無理しているようだと残念だし。好きなものを着ていて、それが年齢とも自然に似合っている……そのためには“いろんなお洋服を着る”ことが大切なのかとも思います」（宮崎さん）
　透明感のある肌は、最小限のケアから生まれている！
「もともといろいろ塗るのが苦手なので、相変わらず最小限のケア。ただ最近はナイトクリームと“日焼け止めはしっかり塗る”ようになったんですよ。もともと乾燥肌だし、そばかすもあるんです。それをそのまま受け入れて、年齢に無理に抗わず、その年に見合ったいい顔を目指していきたいです」（宮崎さん）

特に無理せず、等身大の自分を生きるエッセンスに溢れている宮崎さんの、最新インタビューは、『with』6月号チェックしてみて！